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12月, 2022の投稿を表示しています

2022大晦日

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大晦日は紅白歌合戦を観ながら家族で麻雀!今年は慌ただしく過ぎていった気がする。まだ安定しないので疲れる時もあるけど、少しずつ成長していければと思います。とりあえずやっていくしかない! まずはこれから神社に初詣。今まで1/1に行った試しがないので混み具合にドキドキするが、今しかタイミングがないのでせっかくだから挑戦!

親戚一同の忘年会

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年末年始恒例、父方の親戚で集まっての忘年会。お寿司や揚げ物、たくさんのお酒など豪華な食事と共に。子供の時からの恒例行事。最近は年に一回しか直接会えなくなっているので、この機会はかなり貴重。みんな少しずつ変化しながら、それでも何事もなく過ごせているのが分かるのでありがたい。

Final exam

2つの期末試験のうち、Geneticsに関しては提出後すぐに採点が行われた。前回のリベンジ、と思い丁寧にやって結果は98/100(+ボーナス点10)。正直周りの人の点や平均点が出されていないのでまだなんとも言えないが、割と良いのでは無いだろうか。今回のテストで出されたのは大問2つ。1つは、「一卵性双生児のうちどちらが娘の父親か同定できるか」というもの。どうやら一卵性双生児の男性2人と同じ日に関係を持った女性に子供が生まれた事例があるらしく、最新のゲノム解析技術から同定できるのかどうか論文から考えをまとめ、その解析にかかる費用の計算も求められた。ここでは、費用計算に2点減点。そして大問2は「ポスドクの応募文章を書く」というもの。指定されたジャーナルのeditorial boardの中にいる先生から興味のある先生を選び、どんなテーマに取り組んでいきたいのか、もし入るとしたらどのようなプロジェクトを行いたいか、など完全に就活応募の文章を求められた。これはかなり実践的でありがたいし、ショウジョウバエの研究テーマに対して書くのは楽しかったが、採点に際してプロジェクトでの実験提議に関して、もっとハエの利点である遺伝学的手法を使った方がいいと言われて10点減点されてしまった。その通りすぎてぐうの音も出なかった。いい勉強になりました。 もう1つのBiochemistryの授業は本当にやっつけになってしまって申し訳なかったがとりあえず提出した。Voltage-gated K+ channelに関する論文13枚を読んで質問に答えるものだったが、興味のある分野では無いので限界があった... こちらに関してはとりあえず結果を待とうと思う。 複雑な思いはあるが、とりあえず満身創痍ながらやり切ったなって感じ。

クリスマス、年末

前回の投稿からかなり日が空いてしまった。というのも、期末レポートを済ませ、日本に帰国する準備でバタバタしていたため。昨日から実家に帰ってきて、年末をゆったり過ごしている。正直まだ渡米して4ヶ月だったので今回は帰らないか、などと考えていたのだが、先輩Wさんの助言から、この最初の学期が一番ハードなのでご褒美として行った方が良いと言われてなんとかフライトのチケットを購入。正直、この決断は本当に良かったと思う。長時間フライトは嫌いだけど、機内で映画のTop Gun:Maverickを観たり、途切れ途切れに寝たりして前回よりはダメージを少なく出来たような気がする。お店でお買い物をしたり、美味しい料理を食べてストレスを癒したいと思う。

くら寿司とクリスマスイルミネーション

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昨日、日本人コミュニティのメンバー数名と、新しくMall of Americaに出来たくら寿司に行ってきた。見事に回転寿司を再現していたし、お皿をdisposerに入れるとガチャポンが得られる仕組みとかシステムはほぼ同じものだった。ただ、やはりネタがアメリカ仕様。握りも多かったけど、奇抜な巻物、Sushi rollがかなり多かった。しかも、そっちの方が断然おいしい。やっぱりその土地のものを楽しむのが一番なんだなと勉強になった。でもともかく、生魚を食べられる機会は少ないので満足することができた。 その帰りにはクリスマスイルミネーション巡りをして帰った。かなり民家でも派手な飾り付けをしているお家が多く、すごく楽しかった。中でも、Turn to 99.3などとラジオ周波に関する看板が立っていて、そこで流れる音楽と同期して点滅するイルミネーションがあったのが印象的。全力でクリスマスを盛り上げている心意気が最高だった。

Cilantro and SNP

今日で最後のGeneticsプレゼンテーション。最後のグループの発表が面白かったのでメモ。テーマは、「Cilantro (パクチー)を石鹸の臭いと感じる遺伝子多型(SNP)」。先生(DG)の遺伝子データを解析するプレゼンテーションの中で、彼女たちはパクチーの好みに遺伝子が関係してくることに着目しているのだ。参考文献としてスクリーニングをしている論文も紹介していたから、これに着目している研究があるということになる。 Olfactory receptors (ORs)と呼ばれる臭気物質受容体の中に関連因子があるらしい。  DGは基本パクチーが嫌いだけど、フレッシュなものなら食べられると言っていた。だからか、解析結果もどっちつかずな感じだったけど、それでも面白い発表だった。20人ほどのクラスの中では、DG含めて3人しかパクチー嫌いがおらず、周りみんなパクチー好きでびっくりした。日本では50:50な印象だけど、SNPが影響しているのか食文化が影響しているのか両方なのか気になる。周りでは歳を取ったら好きになったという人もいるらしいけど、今現在私はすごく苦手で、食べられる感じがしないのだが、わさびやコーヒーみたいにそのうち好きになったりするんだろうか。

ラーメンは作れる

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  日本人なら大概の人は経験がある気がする。麺を啜りたい衝動。ラーメンを食べたくなる日が。まだこちらでラーメン屋さんに行ったことはないのだけど、基本値段が高いし、こちらのレストランではあまり味も期待していない。そこで、ここ最近は自分で作ってみている。今のところ某料理系youtuberのレシピを参考にした味噌ラーメンしか試していないけど何とも旨味がしっかりでおいしい。中華麺、買おうと思えば買えるけど近場では見つけられていないので、重曹入りのお湯で茹でたパスタで模倣している。ラーメンは自分で作れるんです。いつか、醤油も試してみたい。

London Fog

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中間が終わったと思えばもう期末レポートの時期。締め切りまであと2週間ほどあるものの、もう一つのレポートが来週に追加されるので、こちらは今週中までに終わらせたいところ。そこで、それを手掛けるためかつ運動不足を少しでも解消するべく外へ出かけた。カフェに行こうか迷ったけれど、基本土日休みか営業時間縮小のところが多かったし、Wi-Fiが使えるかわからなかったので、結局スタバで飲み物を買って、大学の中でも私たちがよく使う建物の中にあるフリースペースで作業した。こちら、大学のWi-Fiが通っているし、暖房もバッチリ、そして人が少ないという何とも最高な場所だった。おかげで割と集中しながら取り組めた。今回スタバで買ったのは、London Fogという飲み物。どうやら日本のスタバでは扱っていないものらしい。アールグレイにスチームミルクとバニラシロップが追加されている飲み物で、ミルクの泡がFog (霧)のように見えることからこの名が付いたらしいけど、何ともオシャレ。アールグレイの少しクセのある風味があることですごく美味しかった。

歯科検診

貴重な、午後の空いている一週間なのでせっかくだからと学内の施設で定期歯科検診を受けてきた。偶然キャンセルで空きが出たからすぐ予約を取れたのだが、どうやら半年待ちとかいう混み具合らしい。 とても優しい歯科助手さんと歯医者さん(2人とも女性だった!)で、話も弾みつつ約1時間半かけてクリーニングやX線写真の撮影をこなした。雑談の中で、そのお姉さんがNetflixではまっているOld enough!という番組を教えてもらって、これ最高なのーって言ってたからどれどれと写真を見せてもらうと、日本の「はじめてのおつかい」だった。英題がオシャレだし、それ可愛いよね良いよねーって話で盛り上がった。 久々に歯医者さんに来たけど、やはりまな板の上の鯉というか、逃げられなさをひしひしと感じた。矯正で慣れてるはずだったのに、緊張した。特に、歯間を細い鉤爪みたいな道具で削られた時は怖かった。大人の私でこれだから、子供とかよく耐えれるよなあ。 もうギコギコされたくないから苦手なフロスを始めてみようかな。半年おきに定期検診をするのが良いらしい。次に行くときは進学テスト(Prelim)がある気がするのでどうなっていることやら。

学内セミナー by Dr.SS

今日の午後、学内で行われている定期的なセミナーに参加した。これは私の興味のある遺伝学や発生生物学分野の研究についての発表で、他から先生を招待しながら月に一回くらいの頻度で行われている。これまで全然参加しておらず初参加。というのも、今抱えているGeneticsの授業の期末課題の中に「課題提出までに何らかのセミナーに参加し、質問をしたら加点ボーナス」と書かれていたからだ。年末でどのセミナーもほぼ終わりかけている中で数少なく開催されていたため参加してみた。先生たちが多く参加する中で、案の定同じ境遇の同期たちも参加していた。 そんな不純な動機で参加したものの、Dr.SSのトークはかなり面白かった。マウスを使ったHox geneにまつわる指形成に関する研究で、前半の in vivo の関節形成のpathway発見のストーリーも分かりやすかったし、後半の in vitro システムの樹立もかなり現象を再現していたのでこれからが楽しみな感じだった。 最後の質問コーナーでは先生たちが軒並み良い質問をしまくっていて生徒側からは手が出しにくかったのだが、なんとか先陣を切り私と他2名が質問することが出来た。正直初歩的な質問だっただろうにDr. SSは優しく答えてくださったし、トーク終了後に良い質問だったよって言ってくれてありがたすぎた。 加点ゲットして嬉しい反面、心臓ばくばくし過ぎて寿命が縮んだ気分… 本当はこんな不純な気持ち抜きに純粋にトークを聞きたかった… しばらくはヘトヘト気分だったのだが、今日の夜、Geneticsの先生Dr. DGがクラス履修者のためにお疲れ様会のようなイベントを開いてくれて、参加した際にDGにも良い質問だったと言ってもらえたので、お世辞かもしれないけれどもそれでもようやく報われた感を噛み締めることが出来た。

Geneticsプレゼンテーション

毎度登場している授業、Genetics。もうすぐ終了ということで、学期の最後に与えられた授業課題はグループプレゼンテーション。内容はすごくトリッキーで面白い。先生自身のゲノムデータを与えられて、遺伝子情報のための検索ツールを使いながら、自分たちで何か一つテーマを決めて分かることと分からないことを議論しなさいというもの。よく自分の大事な情報を晒してさらにそれを教育のために使うなあと先生の凄さを改めて感じた。今までこんな内容でプレゼンをしたことが無いのでかなり斬新。私たちのチームはAshkenazi Jewsというドイツ周辺のユダヤ系の人種で発症される遺伝病について話すことに決めた。先生がその血縁にあるらしく、知られている遺伝病をいくつかピックアップして、関連遺伝子に変異が入っていないかを調べた。(どうやらこの遺伝病はよく知られているものみたい。先生は結婚時に遺伝子検査を受けたそう。)正直打ち合わせで、早口でよく喋るメンバーたちについていけないこともあったりしたし、英語の自信もあまりなく、Midtermの低得点のダメージもあったので、かなり緊張していたのだけど、なんとか落ち着いて話せたと思う。そして先ほど嬉しいことに先生からの評価が届いて、46/50点!他のチームの点を知らないからなんとも言えないのかもしれないけど、結構高いのでは!?しかも、私が担当した部分について褒め言葉をもらえたので嬉しい。頑張って良かった...!このプレゼンは今週1週間続き、他のチームの内容を聞いてみると病気だけでなく食の好みや身長などについて解析している人たちもいるらしいので、これから聞くのが楽しみ。

ラタトゥイユ

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  この前の土曜日、同期の家でポットラックパーティー(料理持ち寄りのパーティー)があった。一応、少し遅れたけど友達でのThanksgivingイベントということらしい。いつもより多くの人が参加していた。私は、留学生仲間の韓国人同期Kとインド人同期Pと3人でラタトゥイユを作った。レミーのおいしいレストランという映画で出てきた料理として知っているし憧れていた料理であるものの、自分で作るという発想がまるで無かったので、Kが提案してきた時には作れるの!?と驚いた。最初は簡単そう、すぐ終わるよーなんて話していた私たちだが、かなり大きいサイズ のものを用意することとなり予想以上に時間がかかった。結果として3時間かけてかなり綺麗なラタトゥイユを完成することが出来たのでかなり満足。Pが味付けしたことで少しスパイシーに なったラタトゥイユ、美味しかったです。

2nd rotation 完了

今日で2番目のラボローテーションが終了した。今回行ったのは、今年学生を募集している2つの内のもう一つのFly lab。1回目のN先生のところと、今回のTNのところでショウジョウバエラボを制覇したことになる。同じ生き物を扱っているにも関わらず、かなり違いを感じて、新たな発見も多かった。このローテーション期間は前回よりかなり授業の方が忙しく、なかなか時間を割けないことも多かったのだけど、良くも悪くも正直かなり放任なスタイルで、なんとか双方やり遂げたという感じ。すごい物腰優しい感じのTNなのだけど、そんなに干渉無くて大丈夫!?って感じだった。これまで干渉多めなラボにいたからなのかもしれないけど、こちらから質問しに行ったりディスカッションしに行くことはあれど、向こうから何か言われたことは一度も無かった。1stローテーションで行ったN先生の所に比べて、自分ではキリの良いところまで進められずもう少しやりたいこともあったのだけど、今日最終プレゼンをした際には指導担当のTとTNの双方から褒められて複雑ながら嬉しかった。こちらのラボのテーマはオートファジーで、ショウジョウバエならではの測定方法としてpHセンサーとリソソームマーカーを共発現するFly lineを確立し始めているところだったので、これからが楽しみな感じ。ここの実験系で使うサンプルはどれもかなり綺麗に顕微鏡で撮れるので、撮影していて楽しかった。次の3rdローテーションに同期で私と同じくGeneticsに興味のあるAがこのラボに行く予定なのだけど、彼女は私と違うプロジェクトを扱う予定らしい。どちらにせよ、今後が楽しみな感じなので、なんとか途中結果とかを聞けたら良いなあ。 私は次のローテーションではハエから離れてC.elegans (線虫)のラボに行く予定。Geneticsで使うモデル生物として有名だけど、自分では使ったことが無いのでせっかくの機会にトライしてみたいなあと思って選んでみた。これまでより人数の多いラボで少し緊張するし、事前知識がほぼ無いのでどうなることやらって感じだけどその分学びが多いだろうから楽しみでもある。今のところやっぱりショウジョウバエラボに行きたいから3rdのラボに行くつもりは無いのだけど、何が起こるかわかりませんからね。年明けからまた気合い入れよう。ひとまず来週からは午後が空くので少し余裕を持って家事