学内セミナー by Dr.SS

今日の午後、学内で行われている定期的なセミナーに参加した。これは私の興味のある遺伝学や発生生物学分野の研究についての発表で、他から先生を招待しながら月に一回くらいの頻度で行われている。これまで全然参加しておらず初参加。というのも、今抱えているGeneticsの授業の期末課題の中に「課題提出までに何らかのセミナーに参加し、質問をしたら加点ボーナス」と書かれていたからだ。年末でどのセミナーもほぼ終わりかけている中で数少なく開催されていたため参加してみた。先生たちが多く参加する中で、案の定同じ境遇の同期たちも参加していた。

そんな不純な動機で参加したものの、Dr.SSのトークはかなり面白かった。マウスを使ったHox geneにまつわる指形成に関する研究で、前半のin vivoの関節形成のpathway発見のストーリーも分かりやすかったし、後半のin vitroシステムの樹立もかなり現象を再現していたのでこれからが楽しみな感じだった。

最後の質問コーナーでは先生たちが軒並み良い質問をしまくっていて生徒側からは手が出しにくかったのだが、なんとか先陣を切り私と他2名が質問することが出来た。正直初歩的な質問だっただろうにDr. SSは優しく答えてくださったし、トーク終了後に良い質問だったよって言ってくれてありがたすぎた。

加点ゲットして嬉しい反面、心臓ばくばくし過ぎて寿命が縮んだ気分… 本当はこんな不純な気持ち抜きに純粋にトークを聞きたかった…

しばらくはヘトヘト気分だったのだが、今日の夜、Geneticsの先生Dr. DGがクラス履修者のためにお疲れ様会のようなイベントを開いてくれて、参加した際にDGにも良い質問だったと言ってもらえたので、お世辞かもしれないけれどもそれでもようやく報われた感を噛み締めることが出来た。


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