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10月, 2022の投稿を表示しています

ハロウィン

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  昨日はハロウィンに一番近い金曜日。ということで同期でハロウィンパーティーをしました。肖像権とかあるだろうから写真は載せられませんが、皆コスチュームを着ていて、見るのが楽しかった。マリオ、人魚、ゴリラの着ぐるみ、ジブリキャラなど様々で、顔にペイントをしている人もいた。私はせっかくならと日本から持ってきていた浴衣で参戦。料理やダンス、ゲーム(写真のカタンというゲーム。ルールは人生ゲームに近いと思う。)で夜遅くまで楽しみました。帰り道、同期の車に乗せてもらって家まで送ってもらったのだけど、深夜遅くなのに様々な仮装をした人がたくさん道を歩いていてビックリした。やはりこちらのハロウィン文化はすごいんだなあ。

HeLa細胞

昨日のGeneticsの授業にて、ある1つの話題で授業の半分以上議論が行われた。HeLa細胞というヒトの子宮頸がんの腫瘍細胞について。この細胞は、初めてヒトの細胞で不死化して培養細胞として使えるようになった株で、よく研究に用いられるのだけど、そのルーツがかなり深刻な背景を含んでいる。Henrietta Lacksという女性の患者さんから許可なく採取されたもので、かつ彼女がアフリカ系の黒人患者であったことから人種差別問題の側面も持っているのだ。この話は大体知っていたのだけど、今回の授業で学生たちの間でかなり議論がなされていて、日本より取り沙汰されていることに気づいた。やはりアメリカの方が人種の多様性が強い分、この問題への意識も高いのではないかと思う。結局授業の大半をこの議論で占め、もっと自分もこの問題について勉強したいと感じた。

焦燥感と寒さと買い物

週の半ば、水曜日。まだ水曜日!?と感じてしまうのは、ここ最近の著しい寒さと、毎日の宿題だけでなく中間試験(締め切りまでに各自レポートをまとめるスタイル)に対する焦燥感に駆られているから。まず、ここ1週間ほどでぐっと寒さがひどくなった。朝は-3, -4℃くらいになってしまっている。今住んでいるところ、暖かい頃は徒歩でキャンパスまで行くのに程よい近さだなあと思っていたのだが、今は寒いしバスや路面電車の駅は遠いしで少し今後への不安を感じている。札幌育ちの経験からまだ耐えられるけど、今でこれならこれからやばいんじゃないか... その寒さに加えて、今は中間試験の課題を抱えつつ毎日を過ごしているので、焦燥感がすごい。来月頭が締切なので、やらなきゃやらなきゃと思っているのに、毎日の課題やラボワークで平日にやる暇があまりなく、焦りだけが募っている。 だからあまり調子が良くなかったのだけど、今日は比較的暖かく、夕方に授業も無く、給料日だったので必要物資を買いにスーパーとドラッグストアをはしごして、晩御飯に焼きうどんを作って SIERRA NEVADAのIPA を飲んだので結構ハッピー。買わなきゃいけないなあと思っていた消耗品を補充できたし、美味しいものも食べたから、週後半も頑張れそう。帰り道、荷物が重くて大変だったけど買えて良かった。 ただいま3日目のラボローテーションも、基本となるFat bodyの解剖と染色に関する手技をかなりマスターしてきた。メンターのTdがものすごく仕事が出来る人だしとても教え方が上手いしでかなり参考になる。The drosophila(ショウジョウバエ)っていう感じの、オスメスの掛け合わせもやり始めて、充実している。忙しくてありがたい!中間試験やる時間欲しいけど、でもありがたい!!

ピザ

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毎週月曜日はランチセミナー。学科の高学年の先輩たちが各週1人、約1時間ほどの研究発表をして、それを聞くという感じ。最も特筆すべきなのが毎回ピザが出ることなのだけど、約1ヶ月半経験してきてそろそろ限界になりつつある。いつもお昼はお弁当を持って行っているので、作らなくて良い月曜はありがたいと思っていたのだけど、流石に週1ピザは厳しくなってきた。胃腸が元々強い方ではないのだが、今日は食べてる最中からきついと思ったし、セミナー後にお腹を下したので、そろそろ月曜日もお弁当を持ってきた方が良い気がしてきた。 あと、ふと思ったけど、あのピザ臭充満している部屋で一人食べずにトークする発表者の皆さんすごいなあ。私たちの学年もあと数年したら発表する側に回るのだが、今のところお腹が鳴らない自信は無い。

2nd rotation

今日から2nd rotation開始。場所的には1stでお世話になったN先生のすぐ隣、数メートル離れただけのTさんのラボ。2連続でショウジョウバエのラボを選んだのだけど、初日から違いを見た気がする。まず観察する部位が全然違う。1stでは色々扱ってる中でもAdult Flyの腸を特にメインで見ていた。こちらは、幼虫(Larva)のFat body。久々に幼虫の解剖をしたので、半年前に1ヶ月お世話になったYTさんのラボでの経験をすごく思い出した。あの時のことを体が覚えていたのか、解剖は1匹目からかなり上手くいった。こちらでのメンターはテクニシャンをしているTdなのだが、彼は多分ベテランさん。画像の撮り方も上手いし解析もマクロのコードを駆使して簡易化させていた。やるなぁ...って感じです。2つのラボを経験することでショウジョウバエの様々なテクニックを勉強させてもらえていて、すごくありがたい。まだどんなプロジェクトをするか見えていないけど、ワクワクしてきました。

1st rotation終了!

いやあ頑張った。1st rotationが今日をもって完了しました。コロナになったりして最初はどうなるかと思ったけれど、なんとか最後数週間でデータを出して、そこそこ面白い結果を得られたと思う。昨日の夜に定量や、参考論文の準備などを頑張ったおかげで、今日はN先生とがっつりディスカッション出来た。画像の撮り方が上手い、とか、いいデータを出しているとか褒めてもらえたし、自分でも納得出来るところまで出来た気がする。ただ最後のディスカッションで色々考えていくうちにもっとやりたい実験が増えてしまってもどかしくなった。今のところ最有力で行きたいラボなので、もし行くことになったら研究が楽しくなりそうだという期待が膨らんでいる。N先生と話すときにまだ緊張してしまっていたのだが、今日のディスカッションは研究の話だったこともあり楽しく出来たのでそれも良かった。CとN先生と奥様に感謝。 来週からは、すぐ隣のTのラボに参加します。正直、同じショウジョウバエ研究でラボスペースが同じ部屋の中なので、場所は全く変わりません。今のラボの皆さんとも全然変わらずまだ顔を合わせると思う。果たして研究内容はいかに。

ふと

今日、毎週月曜のランチセミナーに参加していた時にふと、自分今アメリカに来ているんだなあ…と改めて実感した。当たり前のようにセミナーを聞いていたが、周りを見渡すと聞いている人の中に日本人はほぼいない(先生の中に2人。生徒は私のみ)。こちらに来て2ヶ月結構必死でやってきて、今は慣れてきた所で、意外とアメリカで生活出来るじゃん、と図に乗っていたところだったのだが、アメリカに行くと決意するまではかなり怯えてたし結構な勇気を出して来たのだということを忘れかけていてすごく焦った。私は今、去年一昨年に行きたい憧れと怖さとで悩みまくったアメリカに来てPhDをしているんだった。 このままじゃいつかもし誰かにアメリカ留学を薦める時に、無神経に意外と楽勝だから!とか言ってしまいそう。自分も決心するのにあんなに苦労したのに。慣れていくのも大事だけど初心も忘れたくない。

Stillwater

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  昨日は Stillwater というここから車で30分ほどの所にある観光地に行ってきました。秋だから木も色とりどりだったし、お祭りもやっていて賑わっていた。隣の州であるウィスコンシン州が川を隔てて対岸にあるので、橋を渡って少し覗いてきた。小さな建物が並んでいる感じがヨーロッパの街並みっぽくて新鮮だった。帰りに、運転手を担ってくれた同期のおすすめスポットに寄って、さらに他の場所でも秋の風景を感じてきました(3枚目)。 夕方は日本人学生支援団体の夕食会に初参加。カレーが食べられると言うことだったので、食い意地だけで参加したのだが、予想以上にたくさんの人がいた。カレーやほうじ茶を食べ飲み出来てすごくありがたかったのだけど、それだけでなくたくさんの日本人と話せたのはいい機会だった。大学の学部生から交換留学で来ている人とかも多かった。実はこれまでは短期でアメリカに行く人を少し侮っていたというか、それだけで何が出来るのか、と思ってたのだけど、実際に会ってみると、若いうちから頑張ってるんだなあと少し感心してしまった。上から目線だけど。皆来てるだけですごいよね。

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秋ですねー。今日からグッと気温が下がり、ヒートテックが手放せなくなりました。今は持ってないですが、もし自転車を持っていたら乗るのやめるレベルの寒さ。道端の木は色とりどりで綺麗なのですけどね。

シンポジウム

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バタバタしていて書けていなかった月曜日の学会についてのご報告。今回は色々な場所からスピーカーを募り来ていただいて発表してもらうスタイルだった。学生ではなく教授の方々の発表なので、より本格的なトークを聞けた。内容もさることながら、プレゼンの仕方自体のレベルが高かった。本当に勉強になったし、こういうプレゼンを出来るようになりたいと憧れが募った。1人、もともとお名前を知っていて気になってる方がいたのだけど、トークが本当に面白くて、頑張って夕食会(Banquet)の時にアタックしに行った。質問出来たし少し話せたので光栄でした! 写真はBanquetの際のもの。学校内の美術館の中で机や椅子を並べ、豪華な食事とお酒を楽しみながら、日本のかなり重鎮の先生のトークを聴いた。この先生、研究はかなり重要な発見をしていてトークも面白いはずなのだが、いかんせん英語があまりお上手ではなかった。ずっと日本で活躍されているから仕方がないことではあるんだけど、よく日本人がするような、「日本語英語」という感じ。悔しかったのが、この英語ではネイティブに全く通用しないということ。周りの同期は全く聞けていなかったみたいだったし、なんならこの人日本語喋ってる?って聞かれてしまった。いくら内容が良くても英語が下手だと伝わらないのだと思い知った。日本で、重要なのは英語じゃないって言う人もいるけど、それは英語が下手でも内容が良ければ大丈夫ということではなくて、英語が出来るのは当たり前でなければならないと言うことだと思う。日本語英語でも海外で活躍されている先生もいるから、一概には言えないだろうけど。

リベンジ

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  休日スタート。昨日行ったArboterumに再度行ってきた。元々同期からハイキングでも行かないかと誘われていて、場所が未定だったのだけど、昨日あまり庭園を回る時間がなかったためもう一度じっくり回ってみようということになった。昨日は少しの自由時間に、開催場所のセンターの周りを見ることしか出来なかったのだが、実は想像以上に多くの見どころがあったらしい。3 mile walkという散歩コースがあり、そこを歩いて回った。秋の始まりで黄色く色づき始めた道も綺麗だったし、松の木(州の樹木らしい)のエリアや、中国庭園、バラ庭園のエリアなどを新規開拓した。中でも印象的だったのはMaze garden(迷路庭園)。これは子供向けだから楽勝でしょー!なんて話していたのに意外と苦戦した。行き止まりには少しシャレの効いた看板が置いてあって、結構手の込んだ作りだった。これは確実に昨日1日だけでは満喫しきれていなかったと断言できる。本当に誘ってもらえて、もう一度来て良かった。今回のメンバーはアメリカ人2人と私だったので、確実に言語レベルの差があるはずなのに、仲良くしてもらえて本当にありがたい。

Retreat 学科研究発表会

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昨日は、大学の樹木園、 Arboterum で学科の研究発表会があった。先生のトークを聴いたり、学生のポスターセッションで交流したり、かなり楽しかった。Itascaでも似たようなことはあったけど、あの時は双子のようなもう一つの学科と合同だったので、今回の方が自分の興味に近い範囲が多かった気がする。ポスターセッションも日本のに比べてすごくラフな感じで、コーヒー片手に説明してくれる人とかもいて、気を張らなくて良いラフな雰囲気だった。このイベントはコロナのせいで過去2年オンライン開催で、今回ようやく対面での実施となったらしい。それでか、場所がいつものキャンパス内のセンターではなく、車で40分ほどのAuboterumでの開催だった。大学内施設だしあまり期待をしていなかったのだが、有名な観光スポットらしく、予想よりもかなり素敵な場所だった。ハロウィン時期なのでカボチャの可愛い飾りもあったし、ハリーポッターのような枝で出来たオブジェや、種類たくさんの庭園たちも見どころ満載だった。日本庭園も見れて嬉しかった。来年もぜひここで開催してほしい。