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2月, 2023の投稿を表示しています

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この1ヶ月ほど頭を悩ませていた事がひと段落着いた!人生初、車を買いました。車あると便利だよなあと飲み会で呟いたことを発端に、学科の友達から車を格安価格で売ってもらえることになり、その手続きに追われていた。彼女がお祖父さんから車を引き継ぐことになり、今の車を売ることに決めたものの、今の車は家族で昔から使ってきた車だから、古いし走行距離が長いけどスクラップにならないよう知り合いに売りたいということだったらしい。トヨタの車で、今の所全く問題は見られずちゃんと走る。話が始まってから、経済的に買う余裕があるかの確認、車の状態を知り合いの伝手でメカニックさんに見てもらい、保険に加入、駐車スペースの確保という流れを経て、代金の支払いとTitle transferという手続きを済ませた。このTitle transferを今月中にしなければ、売主の所有権が期限切れになってしまい権利譲渡が出来なくなってしまうということだったので大慌てで進めた。実はまだミネソタの免許を取っていないので、国際免許でゴリ押してなんとか無事完了し、ナンバープレートをもらう事が出来た。慣れないことばかりで大変だったが、色んな人の手助けを受けて、なんとか期限までに終えられて安堵と感謝でいっぱい。明日は免許の実技試験を受けてくる。受かりたいのだが、確率は五分五分だと思うので、上手く行くことを願うしかない。

Worm experiments

しばらく線虫の研究に関わる機会があると思えないので、ここで学んだことをメモしておきたい。専門的な内容になるかもしれないがご容赦を。今回のラボはC.elegansのdauerステージ(休眠期間)にフォーカスを置いている。この現象、学部時代に授業で聞いてから面白いなあと思っていたし、なおかつ線虫ならではの現象だからこそ、このモデルシステムを使わないとならない強力な理由があるのが良い。なぜこの実験システムを使うのか、ってきちんと説明できる研究ってちゃんと考えが行き届いている感じがして好き。それで、この現象で重要でめっちゃ良く知られているDaf2というInsulin receptorに対して、Splicingによる制御があるというのを見つけたのがここのラボ。だから今回関わらせてもらったのは、そのSplicing factorのスクリーニングで当たった候補因子のMutant lineの作成や、蛍光reporter lineを使っての顕微鏡観察。初めてWormの顕微鏡観察をしたけど、細胞一個一個がはっきり見えて面白い。あとは、基本的なところから、性別がオスと両生(Hermaphrodite)の2つであることや発生段階がegg, L1-L4, Adultであること、3日のライフサイクル、大腸菌を使ってのRNAi、PCRとRestriction digest、bleachingでAdultからeggを取り出すこと、オスの尻尾がフックみたいな形になっていること、Heat shockでnondisjunctionを誘導することでオスを生み出す、などなど、本当に今まで全然知らなかった線虫研究に関わらせてもらって本当に勉強になる。覚えることと、実験することが多すぎて最初はキャパオーバーだったのだが、少しずつ慣れてきて楽しくなってきた。これから携わる研究ではないけれど、これから線虫の論文を読むのが楽しくなったのは間違いない。

第3ローテーション終了

昨日で無事最後のローテーションが終了した。木曜日に最後のプレゼンテーションをして、昨日後片付けをして終わり。English speakersに囲まれて過ごす環境で少し疎外感を覚えたりもしたし、初めてのC.elegansの実験に戸惑うことも多かったけどなんとか乗り切ることが出来て良かった。最後の方は皆とも話すことが出来たので及第点。また、ボスのMがとても良い人だったので、かなりありがたかった。貴重な経験をさせてもらったことに感謝。 来週から卒業研究ラボに本腰を入れて加入する。頑張りたい気持ちは十分あるのだが、実は今授業の課題と家探しと運転免許に関するあれこれに追われていて正直かなり余裕がない。来週が終われば少しは余裕ができるだろうか。ともかく、なるべく焦らず頑張りたい。

スケート

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 学科の行事としてスケート場に行ってきた!靴のレンタルなどの費用全て学科持ちという太っ腹仕様で、行かないわけがないと思い便乗。予想以上に広い場所で、アイスホッケーの練習をしている人や、スピードスケートで爆走する子供たちなど、すごい人たちが多かった。私は久しぶりだったものの、雪国北海道出身だし近所にスケート場あったし行けるでしょう!と思っていたら、予想より全然で、集中していないとすぐ転びそうになった。かなり筋肉を使っていた気がする。大変なところもあったけれど、でも楽しかった。友達の1人が初アイススケートだったので、4人で手を繋ぎながらタンデムスケーティングをしたのが良い思い出。

Golden buzzer

ふと、youtubeのおすすめで出てきた 動画 を観た。時々元気を出したい時とかに、America's Got Talentというアメリカのオーディション番組の動画を見ていて、特に見るのは、この番組の最高評価であるゴールデンブザーが押されるようなパフォーマンス。滅多にないレアで特別なもの。今回見たのは、この番組で採点者として立つSimonが選んだゴールデンブザーベスト3というもので、知っている人も多かったんだけど、それでもなお全部胸に刺さりまくって号泣した。人間の可能性を示してくれたり、大事なことを伝えてくれていた。ただのオーディションを超えて観客の心に刺さるものがあると思う。特に、1位の人について、パフォーマンスだけでなく、話す一言一言や立ち姿だけで刺さった。顔が落ち着くまでの時間と大量のティッシュが必要なので、観る際はご注意を。

Can Can Wonderland

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  金曜日の夜、J&C夫婦と日本人学生仲間の方と一緒に、Can Can Wonderlandというゲームセンターに行って遊んできた。$12の入館料を払えばどのゲームも無料で遊び放題。古いピンボールゲームなどの銀玉系のものや、ダンスダンスレボリューションやパックマンなどの私の子供の頃のゲーム、バスケットボールのシュートゲームまでたくさん取り扱っていて楽しかった。一番嬉しかったのは、中学生の頃にゲームセンターで唯一遊んでいて好きだったシューティングゲームに再会できたこと。今や最新鋭のものしか扱っていない日本のゲームセンターには置かれていないため、すごく嬉しかった。皆でバトルなんかもしながら幅広いゲームに触れられて満喫できた。

ラボ

ここ数週間、色々と考えなければならないことが多く頭を悩ませていた。その内の1つとして大きなものが、卒業研究をどのラボで行うか、そろそろ決めなければならないということ。現在の第3ローテーションのラボが予想より面白いし雰囲気も良く、正直少し迷った。でも結局1番目のショウジョウバエの研究をやられている日本人の先生のもとでやることに決めて、直接お話をしてきた。せっかくアメリカに来たのに日本人の先生の下で良いのか、とか、結構厳しそうだけど大丈夫か、とか色々悩んだけれど、結局自分の一番興味のある研究を出来る環境を選んだ。ショウジョウバエの遺伝学/発生学研究にずっと興味があったし、この先生の研究テーマが最もワクワクするBig pictureを描いているような気がするから。今後もしかすると後悔する日があるかもしれないが、それはきっと他のラボを選んだとしても同じだろう。その後、決心したものの、残り2つのラボの先生に行かないと伝えるのにもまたハードルを感じた(久々に胃痛を覚えた)のだが、今日の進捗ミーティングで現在の3つ目のラボの先生にそれを伝えると、意外にも優しく受け入れてくれて、なおかつ、この先どうなるかなんて誰にも分からないんだから心配ばかりせずに今後の研究を楽しみな、とか、もし今後、線虫を使った方がより良い結果が得られそうだなと思ったら遠慮なく連絡してきなさい、とアドバイスしてくれて、ちょっと感動した。この言葉をもらえただけでも、今のラボでもローテーションをすることが出来て良かった。ともかく、決断出来て一歩前進。