ラボ

ここ数週間、色々と考えなければならないことが多く頭を悩ませていた。その内の1つとして大きなものが、卒業研究をどのラボで行うか、そろそろ決めなければならないということ。現在の第3ローテーションのラボが予想より面白いし雰囲気も良く、正直少し迷った。でも結局1番目のショウジョウバエの研究をやられている日本人の先生のもとでやることに決めて、直接お話をしてきた。せっかくアメリカに来たのに日本人の先生の下で良いのか、とか、結構厳しそうだけど大丈夫か、とか色々悩んだけれど、結局自分の一番興味のある研究を出来る環境を選んだ。ショウジョウバエの遺伝学/発生学研究にずっと興味があったし、この先生の研究テーマが最もワクワクするBig pictureを描いているような気がするから。今後もしかすると後悔する日があるかもしれないが、それはきっと他のラボを選んだとしても同じだろう。その後、決心したものの、残り2つのラボの先生に行かないと伝えるのにもまたハードルを感じた(久々に胃痛を覚えた)のだが、今日の進捗ミーティングで現在の3つ目のラボの先生にそれを伝えると、意外にも優しく受け入れてくれて、なおかつ、この先どうなるかなんて誰にも分からないんだから心配ばかりせずに今後の研究を楽しみな、とか、もし今後、線虫を使った方がより良い結果が得られそうだなと思ったら遠慮なく連絡してきなさい、とアドバイスしてくれて、ちょっと感動した。この言葉をもらえただけでも、今のラボでもローテーションをすることが出来て良かった。ともかく、決断出来て一歩前進。

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