Mental Space

火曜日。さっきボスと進捗について話し合って今週の実験プランについて伝えたのだけれど、ここ最近行っているスクリーニングで、ちょこちょこコントロール(比較するときの基準になる条件)の発現が不安定な時があることには気付いていた。でもそこまで時間をかけて対処はしていなかった。以前の実験結果から、どういう発現になるかは知っていたし、注視していたのは、メインの変異体の方だったから。もっと具体的に言うと、使っていたコントロールの調子が悪いということに気づいて、よく使うストックボックスの中にある、別のチューブの方がいいかもしれないとまでは確認していた。でも今日、先生に、それらだけでなくもっと古いオリジナルストックまでじっくり発現を確かめて、確実に、常にきっちり発現するコントロールを探しなさいと言われた。それまで、本実験はストップしなさい。今週は一度立ち止まってMental space(心の余裕)を持って、基準を見直してみよう、と。ローテーションをした時からずっと、この先生の、そのMental spaceを加味した実験の組み立て方にはいつも学ぶところがあると感じている。私や、多分多くの学生は、どんどん成果が欲しくてガンガン実験を組んで、同時に色々やりすぎて時に自分のキャパオーバーになったり、一度になるべく多くの結果を測定できるように1つの実験にも詰め込みすぎることがあると思う。そんな中、一度立ち止まって考えて、時間がかかったとしても無茶にならない程度に作業量を分割してプランを立てる先生のやり方は、学ぶことが多い。今の私だったら、今のこの状況で、先生と同じことは言えなかっただろうなあ。なかなか言えないよ、今、古い論文読んで調べてみたいことが出来ちゃった段階だし。70%くらいのリソースで、余裕を持って実験した方が多くのことに意識を向けられるし、考察も進むというのは分かってきてはいるのだけど、それでもどうしてもまだ欲をかいてしまう。Mental space、もう少し意識してみた方がいいな。

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