禍福は糾える縄の如し

朝、いつも通り車でラボに向かい、あとこの先の角を曲がれば着くと思いながら赤信号で停まった所で、突然後ろから衝撃が。その勢いで前の車にぶつかり、え!?と思い車から降りて、前の車の運転手が大丈夫か様子を確認して、後ろを振り返ったら、後ろから追突してきた車の運転手が焦りながら車線を切り替えて横を通り過ぎ去っていった。追突当て逃げ事故である。まさかこれほどのことをして逃げるなんてことあるのかと呆然としていたら、前の車のおばさまが、私の車は大丈夫だから、災難だったねと抱き締めて電話番号を残して去っていった。不幸中の幸いだったのは、私は怪我をしなかったことと、おばさんが優しかったことと、ラボのすぐそばでの事故だったこと。どうしたら良いか分からず、警察に通報するより先にラボマネジャーに電話して、I need your helpと伝えたら、雨の中すぐに来てくれて、通報もしてくれた。警察や保険会社とやり取りをしつつ、散々だったなと気持ちを落ち着かせていたその日の午後、ふとメールが届いて見てみると、PhDの受験結果についてと書かれていた。慌てて開くと合格通知が届いていた。一日にこんなに不運と幸運が舞い込んでくることがあるのかと、信じられない気持ちだった。禍福は糾える縄の如し、とはこのことか。数日経った今、ようやくどちらも受け止められてきている。未だ車は故障中で、犯人は逃げてるし保険も降りないし理不尽だと思っているけれど、周りに助けられながら何とか対応中である。さすがNew Orleansというか、事故経験者がとても多かったので、たくさんアドバイスを受けている。これを解決して、清々しく2度目のPhD生活を始めたいものだが。