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Final Biochem

今日、Biochemistry(生化学)の授業の期末テストが終了。これでようやく一息つけるような気がする。振り返ると、ここ1ヶ月半くらいは毎週のように試験と発表があってキリキリしていた。ラボミーティングや論文紹介の発表準備、怒涛の試験勉強、TAの採点作業など。頑張った。来週はThanksgivingのホリデーで、その後にもう一つのCell Biology(細胞生物学)の方の期末試験があってようやく今期終了。年末帰省の予定ももう少し詳しく考えないとと思いつつ、どうしても余裕がまだ持てていないので、少し休んで、焦りすぎないように気を付けつつ、有意義に時間を使わねば。

Eastern Phoebe

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朝、ふと目が覚めるとガタガタと音がして地震かと思ったら、窓に鳥がピタッとくっついて羽をバタバタさせていた。その鳥を見ていると、何度も離れてはまた戻ってきて、バタバタしながら特徴的な鳴き声で鳴くのだ。小さくて丸くてもふもふでちょっと可愛いかったし、何度も来るもんだから、カメラをしばらく構え続けた。帰宅後、鳥好きなルームメイトに画像を見せると、意気揚々と鳥図鑑やアプリを持ってきて、その鳥を同定してくれた。最終的に、鳥の鳴き声アプリにより、Eastern Phoebe(フィービー)という鳥の鳴き声がもうそのまんまこの子で、これだ!と判明した。ここ最近毎朝来るので、起こしてもらいつつ、癒しの時間をもらっている。

おでん

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ルームメイトが作ってくれた。すごく本格的で、ばっちりおでんだった。どうやって調べたんだろう... ここ最近グッと寒くなったので、完璧なタイミングだった。友人の誕生日だったので、みんなでおでんとケーキを食べて、ボードゲームをした日曜夜だった。 

JC3

すっかり遅くなってしまったが、先週また論文紹介を担当した。今回は好みの論文を見つけるのに苦労したー。 Blackie, L., Gaspar, P., Mosleh, S.  et al.  The sex of organ geometry.  Nature   630 , 392–400 (2024). https://doi.org/10.1038/s41586-024-07463-4 基本、投稿して間もない新しい論文を選ぶようにしているのだけど、なかなか良いのが見つからず、これは去年投稿の論文。ハエをCTスキャンして、体内の臓器配置やサイズを細かく調べている論文。特に、オスメスの腸の違いに着目している。メスの方が太くて、コイルもしっかり。そしてそれは腸管の周りに張り巡らされたTrachea (酸素供給している管)による影響では、と提示している。普段はどうしても解剖してしまうので、実際に体内器官がどういう配置やサイズで動いているんだろう、というのは常に気になっていた。今回はハエの成虫を使っていたけれど、幼虫とかでも使えるんだろうか。そして、この論文では、腸以外の臓器の左右非対称性なども言及していたので、その辺りも気になる。 そして、授業の一環でもグループでの論文紹介をしたんだった。こちらは、お気に入りの研究者さんの論文。2年前、ミネソタでのシンポジウムで発表を聞いて以来のファンなので。これは、self-generated chemotaxisという細胞運動に関連している。どのように細胞は移動する方向を見つけているのか?というのが命題。たくさん複雑な迷路を作って、細胞を走らせて、細胞は行き止まりまで行かなくても、正しくゴールを見つけられるよ、ということを示している。この授業、なかなか皆堅苦しい発表が多くて息が詰まっていたので、変わり種を出すことで目を覚ましたい気になった。細胞迷路、目新しいでしょ?って。まあ、やるだけやれたので満足。 Luke Tweedy  et al.   , Seeing around corners: Cells solve mazes and respond at a distance using attractant breakdown. Science 369 , eaay9...