3rd rotation
昨日から3rd rotationが始まった。今回は初のC.elegans (線虫)を扱っているラボ。遺伝学でのモデル生物としては有名で、時々論文で見かけてはいたけれど、実際に使ったことが無かったので応募してみた。正直雰囲気がとても良い。今までのローテーションでは若い学生が数名しかいないラボだったので、そちらと比較してしまうと、ポスドクや博士学生が多くを占めるここでは、それぞれの関係性がとても安定している気がする。社会人っぽいというか。それぞれが良く働き、適度に研究についてディスカッションする感じ。6名程度という数も関係あるのか、風通しが良い。テーマはDauerと呼ばれる線虫の特徴的な現象について。線虫は、飢餓状態だったり増え過ぎた際に、発生を進めずにDauer stageに移行して止まるのだ。そしてまた栄養状態などが元に戻ると発生を再開させるのだけど、このDauerに入った線虫は寿命が通常状態より延びるため、Agingの研究に用いられている。すっごく多く取り扱われているテーマなのだけど、ここではその中でもスプライシングと組み合わせて研究している。今日はPCRを久々にやって懐かしさでいっぱいだった。2日目にしてぼちぼち休みボケみたいなものが解消されてきたので、無理せず頑張っていきたい。
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