帰宅


たった今1週間にわたるItasca合宿が終了した。今にして思えばあっという間だった。基本的に午前と午後に授業を受け、昼夜のご飯後に学部のPIによるショートトークを聞き、休憩時間は遊ぶという流れ。生徒6-8人で1棟のキャビンに宿泊し、その他食事棟や研究室棟、セミナー室のある棟に移動しながら過ごしていた。近くにミシシッピ川につながるItasca湖があるおかげで、休憩時間にはカヌーやカヤックで遊んだ。加えてビーチバレーやバドミントンをしたり、テーブルゲームや卓球、フスボールもした。さらには、1日休みの日曜日にミシシッピ川の最上流(Headwater)に行くことが出来た。

今回初めて密に海外の人とずっと過ごしてみて気付かされたことがたくさんあった。まずは自分の英語力が全然足りないということ。日本にいた頃、私はまだ英語が分かるし話せる方だと思っていたのだが、それはあくまで日本人の中での話だった。やっぱりこっちの人は母国語として使っているわけで、その差はかなり大きい。私が英語を聞いたり話したりするのに労力を割いている間に、皆はどんどん話の内容に対して考えを向けていくためワンテンポ遅れてしまっている気がしてしまう。すごく悔しいし危機感を覚えているので、なるべく早く改善していきたいと強く思った。リスニング力は少しずつ良くなってきているのを合宿中にも感じたのだけど、咄嗟の会話がまだまだ難しい。語彙力も足りないし。

ただ、周りの皆はそんな話のつたない私ともものすごく親切に接してくれた。それがもう一つ感じたことなのだけど、こっちの人はすごく多様性に慣れている感じがした。国が違う人がいても全然普通に接してくれるし、個人の自由を尊重してくれるから休憩時間に好きな行動しても特に咎めすぎたりしない。そういう意味ではとても接しやすい、カラッとした雰囲気がすごく良かった。

大変なこともあったけど、友達もできたし充実した1週間だった。これからいよいよ新学期、頑張ります。英語で普通に話してプレゼンするのが目標。

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