投稿

10月, 2024の投稿を表示しています

初日

新しいラボでの初日。やはりこれまで経験した中でも、一番居心地良いというか、自由な気がする。お互いに牽制するような雰囲気も一切ない。皆がそれぞれ研究・実験していて、かといってサボっている人は全然いない。こんな環境実在するのか、と驚くばかり。私は最初は、今後の研究方針を決めるためにも、交流するためにも、ラボメンバー達と話してそれぞれの研究テーマを聞く予定。あと、来年秋にここにPhDとして入るために申し込み手続きに少しだけ手を付け始めた。

違い

さて、そろそろこちらに移って10日経つ。ここらで、ミネアポリスと比べて、ニューオーリンズで驚いたことについてメモしていこうと思う。 運転編 ・視界にヤシの木多い ・サングラス必須 ・Uターン専用道が多い。一方通行道路が多いためかな。 ・道路の中心線に点々と置かれる突っ張り。荒い運転を止めるために置かれた段差なんだろうけど、どうしても方向転換の時に乗っからざるを得ないので、少しタイヤが心配になる。 スーパー編 ・ミネソタの方が多分お酒に対する規制が強いんだと思う。ここでは、スーパーやドラッグストアで、普通にお酒が売られていてそれに驚いた。ミネソタでは、スーパーの隣とかに別の建物として酒屋さんがあって、お酒はそこでしか売られていなかった気がする。区画分けされていた。 ・デスソースの種類が豊富 ・日本のお茶が売られている! ・サンドイッチが多い ・やはり海産物はこっちの方が多い 人間性について ミネソタの人の性格は、日本に近くて、割と丁寧、真面目って感じだった (Minnesota nice) ニューオーリンズの人の性格は、陽気、フレンドリーって感じ。無礼っていう感じはしない。 どっちも素敵。

オリエンテーション

イメージ
今日は大学が主催する、新規スタッフ向けのオリエンテーションに参加してきた。オリエンテーションって長い話が続くちょっと大変な行事なイメージがあったのだけど、今日のはすごく楽しく無理なく参加できた。説明者はファンキーなお姉さんで、出だし朝イチからハロウィン音楽をかけて歓迎してきた。ハロウィンが大好きらしい。その他、大学に関するトリビア(クイズ大会)をしたり、ローカル地名で読みにくい単語を教えてくれたり、聴講者を飽きさせない工夫がたくさんあって仕事出来る系お姉さんだなと思った。その後、お昼に大学の食堂に行かせてもらったけど、めちゃくちゃ綺麗でかつ美味しい料理が並んでいた!いやあ、やっぱり南部は食が豊かだなあ。これは意外と大事。普段通うラボは、今回行ったメジャーなキャンパスとは違う場所にあるので、これからなかなか訪れる機会が多くないかもしれないが、次は学校グッズ買いたいかも。似たような境遇の別分野で働く友達が出来て、良い交流の機会にもなった。

意外と

働き始めるのは来週からだけど、今週頭にラボに挨拶しに行ってきた。なんか、すごく良い雰囲気。これまでと違い、アメリカ出身の方よりも中国を始めとしたインターナショナルな人が多いからか、英語レベルで劣等感を覚えることなく話せるというのも一因だろうけど、先生の雰囲気が良いからか、すごく良い研究環境が整っている予感がした。シビアな研究界、圧迫・束縛されがちな印象だけど、ここは皆が自然と実験したくてやってる感じで、かつお互いに助け合いながらやっている感じがした。これは働くのが楽しみ。しかも、めっちゃ近所に住んでいる方が多かったみたいで、おすすめのスーパーや、家具購入のアドバイスをくれたり、さらに近所に住んでいるという日本人のご家族を紹介してくれた。日本人はあんまりいないんだろうなと思っていたから思いがけず嬉しい。ありがたいことに周りに親切な人が多いので、これは幸先良いスタートなのではないだろうか。

新天地

イメージ
振り返ると約2週間更新が途絶えていた。というのも1週間目にたくさんのミネソタの友達に会って、2週間目に大規模なロードトリップをしていたためである。なんとこの度、思いがけずアメリカ縦断お引越しをすることになった。ミネソタ大学で5年か6年、PhDプログラムに通うつもりだったのだが、色々合わない環境に限界を感じて、今回2年で(2つ目の)修士を取って卒業することにしたため、次の学び場/働き口を探さなければならなくなったのである。全く知らない場所にアプローチする無謀さは無いので、ひとまず、2年前に大学院受験をしていた際にコンタクトを取っていたDr.WDに連絡してみたところ、運よく働き手を募集していたので、来年秋まで彼のラボでテクニシャンとして働かせてもらえることになった。2年前に合格していたけど、ミネソタと秤にかけて選ばなかった方。研究内容、ラボはとても興味があったけど、都市の雰囲気とカリキュラムに、初アメリカで行くには少し勇気が出なかった。まさか2年後にこんな機会が訪れるとは。以前日本にいるときも、大学入試で受けて落ちた大学に、ラボ引越しに伴い大学院で通うことになったので、本当に数奇なこともあるもんだなあと驚くばかり。ということで、ミネアポリスから次のニュー・オーリンズまで約1,380 mile/2,000 kmを5日半かけて運転して引っ越した。車も壊れず無事着いて何より。ミネソタ、アイオワ、ミズーリ、アーカンソー、ミシシッピ、ルイジアナ州を通りつつ、とうきび畑から麦畑、綿花畑、そしてさとうきび畑へと風景の変化する様子を楽しんだ。ミネソタでは割と友達に恵まれたので、離れるのが寂しいけれど、心機一転、次こそ楽しく働けることを楽しみにしている。

Winona

イメージ
おなじみJとCと3人でWinonaという街に日帰りドライブに行ってきた。私たちの住むMinneapolisから2時間ほど南東に行ったところにある、ミシシッピ川沿いのとても綺麗な街だった。川を挟んで対岸すぐに隣のウィスコンシン州があるので、ドライブの道すがら、いくつかウィスコンシンの街も通りながら向かった。いやあ、めちゃくちゃ好みの街ばかり。川景色と独特な地層と、程よく田舎な感じがとても住みやすそうだし、ダウンタウンのお店も煉瓦造りのヨーロッパ風で素敵な感じだったし。高台から望む景色も最高で、空港がそばにないことを除けば理想的な場所で、住みたくなった。Winona State Universityというのがあるらしいので、ちょっと職探そうかという気になるくらいには好みだった。銀行もとても古い建物のようで、素敵なステンドグラスとがっしりした構えが印象的だった。こういう場所を2年間探していたのよ。最高のリフレッシュになった。